英会話に必須!英単語を「言い換える」練習法
英会話を上達させるためにいろいろやっているけど一向に上手くならない...そんな人は少し違った視点からの学習をしてみてはどうでしょうか。
そう、おすすめなのは英単語を「言い換える」練習です。あまり注目されることのない部分ですが、実はとても大切。
今回は英会話に必須の、英単語を「言い換える」練習法について紹介していこうと覆います。
はじめに
英単語の「言い換え」とは
「言い換え」とはズバリ、「分からない単語を知っている単語の組み合わせで言い換える」ことです。
例えば「私は獣医です」ということを英語で言いたければ、普通なら「I am a veterinarian(vet)」とします。
ですが、会話のなかで「veterinarian(獣医)」という単語が思い浮かばなかったらどうするでしょうか。
ここでは「I am an animal doctor」だとか「I cure animal diseases」などと表現することができます。
こういった言葉の英語訳が分からないときに、その場でググったり辞書で調べたりするのは会話の流れを断ってしまう行為。ですが、自分の頭で考えて別の単語に言い換えることができればなんの問題もありません。
英単語の「言い換え」をするうえでのポイント:完璧でなくても良い
言い換えを練習する上での最大のポイントは、「完璧にこだわらない」ことです。
多少意味の違いが生じても、通じるならよしというスタンスでOK。もちろん、言い回しによって多少のニュアンスの違いがでることはありますが、そこで悩むよりはどんどん英単語を声に出していくべきです。
その意味では、先程のように文構造を壊すような大胆な言い換えもどんどんやっていきましょう。
英単語の「言い換え」を練習するメリット
単語が分からなくても表現可能
英語の「言い換え」をこなせるようになれば、難しい単語が思い出せないからと言って悩むことはなくなります。これによって会話もよりスムーズに進むでしょう。
また、「より少ない単語量でたくさんの物事を表現できるようになる」というのもポイントです。
実際、この「言い換える力」をしっかりと身に着けることができれば英会話に必要な単語数は全然多くありません。英会話に必要な語彙は3000語あれば十分とも言われています。
「見て分かる」英単語の量を増やすよりも、「使える」英単語の量を増やす方が圧倒的に有意義です。
もちろん試験や検定などでは別ですが...。
より自然な英語になりやすい
日本語の普段の会話の中で難しい単語をたくさん使うと不自然に思うでしょうが、それは英語も同じ。日常会話の中で難易度の高い単語が出てくることは少なく、多くは簡単な単語の組み合わせで表現されています。
無理にレベルの高い単語を使ってしまうと、かえって不自然な表現になってしまいます。
文法を実践から学べる
これは副産物的なメリットではありますが、英語の言い換えを練習することで頭の中で英文を構成する能力が伸びます。
実際の会話では、相手はこちらを待ってくれるわけではありません。英語の言い換えを続けていくことで、結果として文法への理解が深まります。
「言い換え」練習法
英訳をたくさんこなす(最重要)
日本語→英語の訳を沢山こなすことは英文を作る力を上げるための基礎ですが、そのやり方を一工夫することで「言い換え」の力を飛躍的に伸ばすことができます。これが最重要な練習法です。
英訳のやり方ですが、おすすめなのはインターネット上の日本語のサイト・ブログ記事を辞書や翻訳アプリを使わずに英語に訳していくことです。
日本語のニュースを訳すのもよいですが、ジャンルによっては固有の言い換えづらいような単語が出てくるので、注意しましょう。
注意したいのは、なるべく辞書やGoogle翻訳を使わないこと。はじめから翻訳アプリを使うことは避け、あくまで答え合わせ的な感じで使うようにします。
英訳しているときに「これって英語でどういうんだろう」という単語が出てきたときに、すぐに答えを見ずに別の言葉で言い換えないか考えて見てください。これが言い換えの練習に効果的です。
さらに意識したいのが、直訳に拘らないこと。
文の構造も大幅に変えて構いません。先程も言ったように、意味が伝わる正しい英語を掛けるようになればそれで十分です。
英英辞典を活用してみる
日本語→英語の訳を大量にこなすことが最重要ですが、英英辞典を活用してみるのもおすすめです。
英英辞典は、英単語の説明が日本語ではなく英語で書かれている辞書。私たちも使うような国語辞典と同じです。英英辞典の説明欄は、要するにその単語の「言い換え」です。
英英辞典は説明も全て英語。使いこなすのは難しいですし、必ずしも持っていないと上達しないものではありませんが、用途も多く持っておくと便利です。
英英辞典をわざわざ買うのは大変という方には電子辞書がおすすめです。英英辞典以外にも様々な機能があるので、コスパは最強ですね。
活用法というほどのものでもないですが、気になった英語の単語をとりあえず引いてみてください。その単語の本質が見えてきて面白いです。
(できれば)多読
多読は、その文字通り大量の英文(洋書)を読んでいく勉強法です。実際の英文で使われている表現をたくさん取り入れることで、より自然な言い換えや文章の蓄積を図ることができます。
どんどん実践する
何をするにしても実戦をつまないと英語は伸びません。
試験のためだけに勉強するなら別ですが、実際に英語を話せるようになりたい人はどんどん実戦に取り組んでいきましょう。
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