【中国語】個人的におすすめな中華圏の歌/アーティスト10選+3選【ヒット曲】
語学学習の手段として、現地の言葉で歌われている楽曲を聴いてみる、というのはかなりおすすめな方法です。「何をうたっているのか理解したい」という、学習を進めていくうえでのモチベーションにもなりますし、なにより、言語の音に慣れることができます。今回は、中国語を学習するうえで、ぜひ聴いてみてほしいおすすめの歌10選と、それとは別に、有名なアーティストを3人紹介していきます。今回紹介する曲は、中国大陸だけでなく、台湾やシンガポールなど、アジアの中華圏発の楽曲も含まれていますが、どれも普通話で歌われています。香港で人気の、広東語の歌を聴いてみたいという人は、別の記事を確認してみてください。
おすすめアーティスト3選
Mayday/五月天
Mayday(五月天)は、台湾のロックバンドです。個人的には、最も日本人好みの曲調だと思います。
Jay Chou/ 周杰倫
JJ Lin/ 林俊傑
JJ Lin (林俊傑)は、シンガポール出身で、またも台湾で活躍している歌手。
おすすめの歌10選
那些年 (胡夏)
サビが癖になる一曲です。日本の曲はサビが印象に残る曲が多いと思いますが、那些年も同じような感じ。これ、調べてみると、作曲したのが日本人の方のようです。「那些年,我們一起追的女孩(あの頃、君を追いかけた)」という、2011年の台湾の映画の主題歌となっています。
刻在我心底的名字(Crowd Lu)
2020年に台湾で公開された同名の映画の主題歌です(映画も素晴らしいのでぜひ見てみてください)。とてもやさしく、ゆっくりとしたメロディです。
我不願讓你一個人 (Mayday)
「我不愿讓你一個人」とは、簡単に言えば、「一人にしない」といった意味です。他の多くのMaydayの楽曲と同じく、恋愛の話です。ちなみに、「人」は「ren」と「zhen」の中間のような音で発音されており、癖になります。
知足 (Mayday)
こちらも、Maydayの代表曲のひとつ。「知足」とは、すなわち「足るを知る」、これ以上何も望まずに今あるものに満足する、といった意味です。とてもやさしいメロディと歌詞です。
一路向北 (Jay Chou)
Jay Chouの代表曲の一つです。ベースラインが美しく、耳に残ります。
那些你很冒險的夢 (JJ Lin)
こちらは、JJ Linの代表曲の一つ。切ないラブソングです。優しいピアノのメロディラインが特徴的です。
遇見 (Stefanie Sun)
2003年と、少し古めになってしまいますが、こちらも美しいギターとピアノのメロディラインが印象に残る一曲です。
大魚 (周深)
大魚を歌う周深は、中国大陸出身の男性アーティスト。どこまでも響き渡るような高音が特徴的です。2016年の中国のアニメ映画「紅き大魚の伝説」で使用されています。
那女孩對我説 (黃義達)
中国語の楽曲としては珍しく、サビが印象的な一曲。歌声の力強さも特徴的です。
你,好不好(Eric Chou)
你,好不好とは、「お元気ですか」といた感じの意味です(你好-不好ではありません)。滑らかで優しいメロディが耳に残ります。
歌詞を理解しながら聞く必要はある?
ありません!!音楽を聴くことをあまり語学の学習と関連づけない方がよいです。音楽を聴くのは、中国語勉強するためではなく、音楽を楽しむためです。中国語の向上につながる、というのはあくまで副産物であり、主目的ではありません。もし、どうしても単語の意味や発音を知りたい場合には調べるのをおすすめしますが、歌詞一つ一つを聞き取ろう、理解しようなどと考えると疲れてしまいます。あくまで娯楽として楽しむことをおすすめします。