【Dual SIMも】Felica対応のおすすめSIMフリースマホまとめ
Felica対応、かつSIMフリーのスマホというのはそう多くありません。SIMフリーというのは未だに日本では一般的でないですし、Felicaというのも日本独自の仕様となっていてなかなか組み合わさりづらいのでしょう。
今回は、Felica対応かつSIMフリーのおすすめスマホを5つ紹介します。また、うち4つが2つ以上の回線を使えるもの(DSDVまたはeSIM対応)となっており、SIMフリーの魅力を最大限引き出せると思います。
OPPO Reno A
何もこだわりがなく、Felicaに対応していて、かつSIMフリーのモデルが欲しいということでしたら、一番のおすすめはOPPOのReno Aです。OPPOは中国のスマホメーカーで、日本進出後順調にシェアを伸ばしてきています。
性能的には中の上くらいで、Androidの最新フラグシップには及びませんが、(Snapdragon710搭載)日常使いには全く問題がありません。むしろ十分すぎるスペックです。
それでいて、さらに「全部入り」なのがOPPO Reno Aの最大の特徴です。
これだけの日本人ユーザー好みがすべてそろったスマホは、なかなか探すのが大変でしょう。
Pixel 4 / Pixel 4 XL
Googleの2019年のフラグシップスマホ、Pixel4およびPixel4XLもFelica対応かつSIMフリーとなっています。eSIMにも対応しており、物理的なSIMカード×端末に組み込まれたSIMで使用可能(DSDV)。日本国内で対応している業者は数少ないので生かせるかどうかは微妙なところではありますが、海外によく行かれるという方であれば使う機会も多いのではないかと思います。
Pixel4の長所をいくつか挙げてみるとすれば次の3つです。
スペックはもちろんハイエンド(Snapdragon855)で、非の打ち所がありません。また、カメラ性能も他社のフラグシップスマホを大きく上回るものです。
ただし、以下の3つの弱点があります。
・高い(10万超え)
・SDカード非対応
・バッテリーの持ちが悪い(特にPixel 4)
まず第一に、高い。iPhoneと変わらないような値段です。先ほど紹介したOPPO Reno Aは約3万円なので、その3倍以上の値段です。
またSDカードには残念ながら非対応。64GBか128GBのみの販売なので、もっと欲しいという方は、SDカードに対応しているスマホか、もっと容量の大きいスマホを買いましょう。
バッテリーの持ちについては、発売当初かなりブーイングが出ていた箇所です。その後アップデートもされ、かなり改善されたようではありますが、Pixel4は特にもともとのバッテリー容量が少なめなので注意。
Pixel 3a / Pixel 3a XL
Pixel3aとPixel3a XLもGoogleが2019に販売したスマホです。2018年発売のPixel3/Pixel3XLの廉価版ということで、スペックなどを少し削り(Snapdragon670)価格を安くした、コストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。
Pixelシリーズの長所であるカメラ性能を引き継ぎつつ、いい感じにダウングレードしたスマホで、日常使いで不便を感じることはまずありません。
ただし、Dual SIMには非対応。Pixel4/Pixel4XLや、海外版のPixel3a/Pixel3aXLにはeSIMが搭載されているのですが、日本仕様のPixel3a/Pixel3aにはありません。
iPhone11 / iPhone XR
iPhone7以降のモデルはFelicaに対応しているため、おサイフケータイと全く同じというわけではありませんが、suicaなどの電子マネーを登録することができます。
iPhoneの現行シリーズの中から選ぶのだとすれば、iPhone11またはiPhone XRがおすすめです。どちらも価格帯が高めのApple製品の中では比較的リーズナブルで、かつ非常に高い性能を誇っています。
iPhone11は2019年発売の最新のモデルですが、価格は前年度のフラグシップよりも少し安めの設定。
2018年に発売されたiPhone XRも、もともと廉価版(といっても性能は大差ない)でしたし、時間もたってかなり値段が下がってきました。
なお、iPhoneもPixelシリーズと同様にe-simに対応しています。物理的にSIMを2枚入れることはできませんが、実質的に2回線分使用することが可能です。
まとめ
今回紹介したスマホを順に並べると以下のようになります。
いずれもFelica対応で、SIMフリー版が存在します。また、Google Pixel3a/XL以外はすべてDual SIMに対応しています。