【神アプリ】中国語辞書「Pleco」の基本的な使い方まとめ
少なくない数の中国語学習者にとっての悩みは、やはり「辞書」でしょう。良質な英語の辞書アプリは簡単に見つかるのに対して、中国語の辞書アプリというのは数も少なめ。もちろん紙媒体の分厚い辞書は何冊も出ていますが、持ち運びには適しません。
今回は、一番おすすめの中国語辞書「Pleco」の紹介と、基本的な使い方を説明していこうと思います。
神アプリ「Pleco」
こちらが今回紹介する中国語の辞書アプリ「Pleco」。無料版と有料版が存在するのですが、無料版のままで全く問題ありません。無料で、かつ広告なしで使わせてもらっていることが申し訳なくなるくらいのクオリティです。
今回はiPhone版のPlecoベースで紹介していきますが、もちろんandroidでも使用可能です。多少見た目が異なるかもしれませんが、基本的な使い方は同じでしょう。
ただ、注意点が一つあるとすれば「中英(英中)辞書」であるということ。日本語は一切登場しません。英語の基本的な知識はあった方がよいでしょう。
1.検索
検索欄にピンインを入力することで、このように該当する単語がずらっと出てきます。声調記号はなくてもOK。注音符号での入力、表示もできます(後に紹介する言語設定から変更可能)。
中→英だけでなく、英→中も可能。また、単語の一部がわからない、といったときには「?」や「*」で置き換えればそのまま検索ができます。
?と*がどう違うのかはよくわかりませんが、あまり気にしなくてもよいでしょう。
2.意味
DICT
表示された単語をクリックすると、意味が表示されます。「PLC」「CC」というのはおそらく出典となっている辞書のことだと思います。
サウンドボタンをクリックすると、音声も聞くことができます。また、上の「+」ボタンを押すことで、ブックマークに登録することもできます。
STROKE
漢字が表示されます。日本語話者にとっては不要なはず。
CHAIRS
それぞれの漢字ごとに分解して意味を調べることができます。こちらもあまり使わないと思います。
WORDS
調べた単語が含まれる別の単語を表示してくれます。「你好」のような挨拶の単語の場合はそんなに多く表示されませんが、単語によってはずらっと下まで並べられます。
SENTS
例文とその英訳が表示されます。英語の勉強にもなりそうです。また例文の中でわからない単語があった場合はこのように選択することで、意味を表示させることができます。
3.履歴とブックマーク
標準画面は「Dictionary」ですが、3本線ボタンを押すとこのような画面が表示されます。
今回する「History」や、設定画面へはここから移動できます。
Dictionaryの一つ下のHistoryをクリック。今までの検索履歴の他、Bkmksでは先ほどブックマーク登録した単語を確認できます。
4.設定
設定画面はこのようになっています。あらゆるものをカスタマイズできるわけですが、今回は特に「Languages+Text」について紹介します。
Languages+Textでは、次のように簡体字・繁体字の設定、注音符号の有無、また広東語を表示するか否かなどの設定が可能です。
紹介用の画像では普通話ピンインの他に広東語の発音記号(Jyutping)も表示されていますが、こちらもLanguage+Textから変更可能です。
最後に
実は、これ以外にも大量の機能がPlecoにはあります。それをすべて紹介するのは不可能に近いので、今回はPlecoを使っていくうえで最低限しっておきたい機能だけ紹介しました。
Pleco一つあれば、重い中国語の辞書を買う必要はありません。中国語学習者であれば、入れておいて絶対に損はないアプリです。